福祉先進国家の現状
世界有数の福祉国家として有名なスエーデンやデンマークでの試みを見ると、設備の充実もさることながら、その意識の高さでしょう。また意識が高いから街つくりにも反映されていくとも言えるように思います。たとえば、スエーデンでは、“働く”ことは、義務ではなく、“当然の権利”なのです。一人の人が働けなくなると、それは社会問題として取り上げられ、救うためにネットが縦横無尽に張り巡らされています。スエーデンだけではなく、福祉先進国と呼ばれる全ての国に共通していること、希望すれば障害児も普通学級で普通に学べるということです。万が一コミュニケーションに弊害がある場合は、適切なサポートやトレーニングを受けることもできます。もちろん、高齢者の保護も充実しています。その最も顕著な例は、デンマークの完全無料化した医療システムです。さらに完全無料化した教育システムも実在しています。日本では親のない子供たちへの教育支援団体の働きが有名ですが、それはあくまでも民間レベルでの活動です。しかしデンマークでは、国を挙げて支援しています。しかし、その財源はどうしているのか、気になりますね。実は日本よりも高額な消費税が支えているのです。国民から苦情が出ないのは、こうした充実した福祉制度で快適な生活が実現できるといたメリットがあるからに他なりません。我々日本人は、大いに考えるべきかもしれません。