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広義

最近になって、ユニバーサルデザインという言葉も聞かれるようになりました。バリアフリーデザインは、障害者や高齢者、妊婦といった、社会的弱者に対象を絞って言われることが多いのに対し、ユニバーサルデザインは、さらには幅広い範囲で活用されることがほとんどです。社会的弱者にとどまらず、すべての人にとって使い勝手がいいものをさして言われることがほとんどです。対象は、民族、肌の色、言語、宗教、障害の有無、男女、年齢差など、環境や生活スタイル、文化を越えて、すべての人類が使いやすく利用しやすいデザイン、建築、道具、制度、施設などもろもろのものを含んでいます。

ユニバーサルデザインの7つの原則

1941年にアメリカのノースカロライナ州立大学内に本拠地を置くユニバーサルデザイン研究所で、ユニバーサルデザインに関する7原則が提唱されました。全ての人が公平に使えること。高い自由度で使えること。簡単で分かりやすいこと。欲しい情報がすぐ手に入ること。安全であること。弱者に優しいこと。十分な空間、ゆとりがあることの7つです。

具体的には

ユニバーサルデザインを取り入れたものは、意外と私たちの身近なところにも置かれています。とにかく障害の有無や年齢、男女差を問わないということは、この“私”にとっても使い勝手が良いことを意味しているわけですから、企業側で改良しましたと主張して販売されているものは、ほとんどがユニバーサルデザインに含まれることになります。たとえば、駅の切符売り場などでよく見かける点字、牛乳パックに普通についている扇状切欠き、安全性を追求したエレベーターやエスカレーター、絵文字、パソコンに標準装備されているユーザー補助のオプション、録音図書、大活字本、シャンプー容器脇面のぎざぎざ、など、あげていったらきりがないほどです。こうしたユニバーサルデザインがもたらす商業効果は、世界規模で2兆円とも3兆円とも言われています。

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